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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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今、憧れのレストラン『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』へ。(港区)

Cafe0224_1

Cafe0224_2波のようにくねくねとしたガラスのカーテンウォールが圧倒的な美しさを誇るのは、先ごろ六本木に誕生した「新国立美術館」。黒川紀章氏が設計したそれは、常設コレクションを持たずに展示スペースをたっぷりとった、新感覚の美術館です。

1階中央の空間にそびえ立つ、天井まで届きそうなほどに高く巨大な円柱。その頂上に位置するのが、フレンチレストラン『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』。その姿はまさに、“宙に浮いた天国”のようです。
円形の空間のセンターに位置するのが厨房。その周りをぐるりと取り囲むように客席が設けられたユニークな造り。お客である私たちは、上品かつ活気に満ち溢れたキッチンサウンドを聞きながら、本場のフレンチを体感することができます。

料理の提案をするのが、ポール・ボキューズ氏。現代のフランス料理の祖でもある彼は、41年間も三ツ星をとり続けている、まさに神様のような存在。地元フランスのリヨンでも長らく愛されている彼のレストランが、友人でもあり、日本におけるフランス料理界の重鎮、「レストランひらまつ」の総料理長・平松宏之氏の協力を得て、海を越えてここ新国立美術館にやってきたのです。

ちょっと敷居の高いイメージがあるフレンチを気軽に味わえる“ランチ”は、お好きなメニューをチョイスする、プリフィクススタイル。前菜、メインディッシュ、デザート、各4種からお好みのものが2皿選べる「メニューA」(¥1800)と3皿選べる「メニューB」(¥2500)があります。
私は、メニューBの中から、前菜は「栗かぼちゃのあたたかいスープ」、メインに「仔羊のナヴァラン」、そしてデザートを「“ムッシュ・ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ」に。コクと甘みがぎゅっと詰まったスープ、ほぐれるほど柔らかな仔羊とそれを引き立てる香味が効いたトマトソース、そして、「クレーム・ブリュレの生みの親」であるポール・ボキューズ氏によるスイートなデザート。美術館の中でいただくフレンチは、新鮮かつ夢心地。
オープン前から大行列の毎日ですが、並ぶ価値は十分。女友だちとのスペシャルランチにぴったりです。

もちろん、アラカルトでオーダーできる夕方~夜の時間帯も、とてもロマンチック。こちらはぜひ、デートで足を運んでみてくださいね。

Cafe0224_3住所   東京都港区六本木7の22の2
電話   03(5770)8161
営業時間 11時~21時(LO)、ランチは11時~14時(LO)
定休日  火曜

http://www.hiramatsu.co.jp/restaurants/

 
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2007-02-24 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

ほっぺが落ちるほどおいしい『マミーズ』のアップルパイ。(台東区)

Cafe0217_1

Cafe0217_2甘いもの好きだけれど、パイという部類はあまり注文しない私ですが、『マミーズ』のパイだけは別。サックサクの薄皮パイの中に、さわやかな甘さのりんご煮がごろごろ入った、やさしい母の味のそれは、“お取り寄せ”もできるけれど、できたてを、わざわざ買いに行きたいほど魅力的。必ず誰かにあげたくなってしまうほどおいしいのです。
お持ち帰り専門のお店なのですが、特別にご紹介しますね。

さて、私は文京区春日にある本店(03-3812-0042)ではなく、オーナーでもあり、4人の子供のお母さんでもある横川美枝子さんがいる谷中店に行ってきました。
昔ながらのお店が立ち並ぶ商店街。レトロな緑のテントが『マミーズ』の目印です。
甘くやさしい香りがたちこめる小さな店内には大きなショーケース、その中に、焼きたてのパイがきれいに陳列されています。

カウンターの向こう側にはキッチンがあり、そこで横川さんと息子さん、パートさんがたくさんのパイを丹精込めて手作りしています。
今回は、お店の名物でもある「アップルパイ」(大¥1890・中¥945・1カット¥315)の作り方を一通り見せていただきました。
まずはパイ生地。強力粉を加えて一晩寝かせたものを、薄くなるまで伸ばす。それを型にはめ込み、小麦粉と卵黄、牛乳で作ったごくごくシンプルなカスタードクリームをのせる。その上に、もぎたてをダイナミックにカットし、砂糖とシナモンで煮たりんごをたっぷりとのせたら、最後は短冊状に切ったパイ生地を編み込んで、おいしさにフタをする。約4個分のりんごが使われているから、この時点で重さはなんと1キロ! ずっしりと重みのある生地を、1時間かけてオーブンで焼きあげます。

Cafe0217_3最近はひねりのあるものが多いなか、『マミーズ』のアップルパイは、パイ生地とりんごとカスタードだけ。限りなくシンプルでまっすぐな味。
「秘密はないのよ。子どもたちが幼いころに作っていた味とほとんど変わりないもの」と言いながら、レシピも作り方のことも、聞けばどんどん答えてくれる横川さん。でもね、どんなに詳しく聞いても『マミーズ』ならではの、ほっぺが落ちるほどの味は再現不可能。
だって、ふじや津軽、紅玉など、りんごの種類それぞれの持ち味を活かした煮かたをし、環境によって生地の配合も変えるというように、素材の声に耳を傾け、つねに“いい塩梅”を保っているから。
アップルパイを制覇したら、バナナパイやアーモンドケーキ、チーズケーキなどもおすすめ。横川ファミリーが作るパイは、あなたのハートはもちろんのこと、チョコレートでなくても、好きな人のハートをとろけさせてくれるはずです。

住所   東京都台東区谷中3の8の7
電話   03(3822)8166
営業時間 11時~19時
定休日  日曜

http://homepage3.nifty.com/applepie/

 
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2007-02-17 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

おいしいスモーク料理とワインのお店『ゆうばーる』。(渋谷区)

Cafe0210_1

Cafe0210_2料理界の重鎮や、料理に携わるマスコミ関係者たちが、夜な夜な通ってしまうお店。それが、井の頭通り沿いにある『ゆうばーる』。ちまたでは珍しい、スモーク料理とワインが思う存分味わえるバーです。
美食家たちの舌をうならせ、ごひいきにさせる秘密は、単純に、お酒とそれに合う燻製のおつまみを出すのではなく、看板に掲げるメニューはすべて、オーナーでもある阿部さんがひとりで手作りしているから。

埼玉の契約農家から届いた有機豚をミンチ状にし、腸詰めにしてソーセージに。ベーコンならばブロック肉をじっくりスモーク。大手メーカーなら完成まで3日で済む仕事が、ここでは手仕事ゆえに1ヶ月も要するそう。市販のハムやソーセージに当たり前のように含まれる、発色剤やリン酸塩、合成保存料、化学調味料を一切使わず、極めてシンプルな味付けだから、『ゆうばーる』の料理は、肉本来の旨みがぎゅっと凝縮された天然の味。至極の味わい。

まずは、朝どり地鶏を使った新鮮な「地鶏のレバームース」と、長時間スモークした「生ベーコン」、香草をまぶしてソテーした「冷製カモのグリル」など、お好みの前菜を3品盛り合わせた「オードブル取り合わせ」(¥1570)からスタート。絶妙の塩加減と、やわらかな食感、かみしめるほどに広がる力強い風味に、しばしうっとりした後は……「鈴木さんの有機豚ロースステーキ」(¥1580)へ。じっくりスモークしてから焼きあげたそれは、表面はカリカリ、中身は驚くほどジューシーで、脂身までおいしい。脇に添えられた、果物入りの自家製のノンオイルマスタードをつけると、さらにおいしくなっていく――。

Cafe0210_3ぜひ、スモーク料理とのマリアージュを楽しんで欲しいのがワイン。フランスだったら、シラーや南フランスなどの各土地から、阿部さんがいちばんおいしいと思った個性の強い銘柄を常時8種~10種セレクト(グラス¥750~)。お酒に弱い私でも、『ゆうばーる』の日はぐびぐび、なのです。
今回は2皿だけのご紹介ですが、ほかにも「フレッシュ粗挽きソーセージ」(¥790)や、自家製の「コンビーフのおにぎり」(¥1260)といった基本のメニューの他、お肉の仕入れ状況や、魚であれば季節の移ろいに合わせて内容はどんどん変化していきます(一部お持ち帰り可)。

『ゆうばーる』へ行った帰りは、いつも不思議なほど上機嫌。私だけでなく、きっとみなさんにとっても、店名のごとく“あなたのお店”になるはずです。

住所   東京都渋谷区上原3の44の11 第一高宏ビルB1
電話   03(5454)3833
営業時間 12時~15時、18時30分~23時(LO22時30分)
定休日  日曜・月曜と火曜の夜

 
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2007-02-10 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

よどみのない空気が流れる『インコ』。(渋谷区)

Cafe0203_1_1

Cafe0203_2_1渋谷や原宿にも近い場所なのに、商店街が充実している住宅街・渋谷区富ヶ谷。
そこは、私の大好きなカフェ『インコ』がある場所。オープンしてから1年半経つのに、開店当初から変わらない味や心地よいテンション、フラットな空気感は、訪れるたびに感心してしまうこと。

ここは、雑誌や広告のデザインのほか、最近では「青森県立美術館」のアートディレクションなども担当したデザイン集団「ブルーマーク」が手がけたカフェ。ガラス張りの入り口の向こう側の、真っ白い箱のような空間は、よけいなものをそぎ落とした別世界。とは言っても、ひんやりとしたクールな印象はまるでなく、清潔感とほわんとしたやわらかみをひしひしと感じる雰囲気です。
理由は、「ブルーマーク」ならではの、“天童木工”と手がけたテーブル、そして陶器メーカー“NIKKO”との共作のカラフルなカップ&ソーサーなど、オリジナリティあふれるものが、あちこちにあるから。

このカフェの魅力は、下ごしらえから始めて素材の味を引き出す調理をした気取らない料理を、アツアツのうちテーブルに運んでくれるところ。
「ハッシュドビーフ」(ライスorパンつきでR¥900・S¥700)は、スープストックから仕込む。色とりどりの季節野菜のうまみをぎゅっと閉じ込め、伊豆大島の塩をつけて食べる「フライド野菜」(R¥1000・S¥700)や、カフェの名物でもある自家製「ドーナツ」(2ヶ¥500)は、揚げたてにこだわる。
表立って宣伝はしないけれど、野菜やお肉はもちろんのこと、塩や牛乳も、スタッフが食べておいしいと思った食材を、日本全国から集めているというスピリットもうれしい限り。だからこそ、場所柄ファッションやデザイン関係など、不規則ライフを送る人たちにとって、そこは安心して食べられる我が家のような存在。

Cafe0203_3_1さらに、浅草にある老舗のパン屋さん『ペリカン』から信頼を得ている『インコ』では、ここのパンを使った「フレンチトースト」(¥700)や「ロールパン」(2ヶ¥200)が食べられるのも魅力(『ペリカン』のパンは、すぐに売り切れてしまい、なかなか購入できないほど人気モノなのです)。
毎日通っても飽きない、毎日食べてもおいしい、ふだん使いのカフェ。ちなみに金曜の夜は深夜3時までやっているのも、私たちにとってはありがたい存在なのです。


住所   東京都渋谷区富ヶ谷1の6の8
電話   03(5465)2193
営業時間 11時~23時(LO22時30分)
     (金曜)~深夜3時
定休日  第3水曜

 
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2007-02-03 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

 
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