南米的開放モードな『カフェ コスタリカ』(渋谷区)

今週ご紹介する『カフェ コスタリカ』はひと味もふた味もちがいます。なぜって?
そう、実は仕事仲間でもあるプロのカメラマン・大和加代子さんが、10月2日から、知人とともに開いたカフェだから。
原宿駅と千駄ヶ谷駅のちょうど真ん中、昔ながらの商店が立ち並び、どこかのんびりモードなエリア。家と家にはさまれたお店は、カウンターに3席と、外に出されたテーブルがあるだけのコンパクトな造り。“お客さんは全員友だち”みたいな解放的な空気と、くらくらするほどまぶしくて楽しい色づかいは、まさに中南米にある情熱の国“コスタリカ”。
大和さんはここでスイーツを担当しています。
もともと“お料理上手”として私たちの間では有名だった大和さん。4年前から本格的にお菓子作りに目覚め、料理本を読みあさり、教室に通い、カメラマンの仕事をこなしながら、スイーツ作りに情熱を注いでいたそう。大和さんのお菓子を「美味しい」と認めた人々がつなげてくれた縁がきっかけで、かねてからの夢だった“お菓子を作ることを仕事にする”ことが現実に。
小さなショーケースに、スイーツは4品。ほどよく酸味があって濃厚、驚くほどキメ細やかな「チーズケーキ」(¥380)、赤ワインで煮込んだいちじくがのった、蒸し焼きタイプの「ショコラ」(¥380)、そしてアーモンドがのったシューとバニラビーンズがほのかに香る、なめらかなカスタードクリームが絶妙な「シュークリーム」(¥250)、口に運んだとたん、ガナッシュがとろりととろける「マカロン」(¥160)。繊細な味わいのそれらは、自宅のキッチンで焼き、『カフェ コスタリカ』まで大切に運ばれたもの。だからそれぞれ1日の限定数は12個、15個、16個、30個。もちろん、売り切れ御免です。
ぜひとも温泉水で淹れたまろやかな味わいの「温泉コーヒー」(¥320・スイーツを注文すると¥220)とのマリアージュを楽しんでみてください。
「マカロンは冷たくして食べて」「ショコラは常温でね」なんて言いながら、自分の手から生まれた作品を本当にやさしく扱う大和さん。そんじょそこらのパティシエに負けないくらい、いや、それ以上のお菓子への探究心と愛情を、ひしひしと感じたのでした。
趣味の延長などと思ってはいけません。一度、ご賞味くださいな。
住所 東京都渋谷区神宮前2の23の4
電話 なし
営業時間 11時45分~17時30分 *夜はバーになります。
定休日 土・日・祝日
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2006-10-14 【カフェ】 | 固定リンク
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