『The Bagles 大森店』の滋味深い甘みのあるベーグルたち。(品川区)

日本の食卓にもだんだんと溶け込んできたパン――ベーグル。
バターも乳製品も卵も使わずに焼き上げたそれは、とてもヘルシーなパン。
今から20年前、“四角くて白い”食パンが、パンとしての常識だった頃、北米のメーカーがベーグルのよさを広めようとしても、大手パン会社ですら振り向かなかった時代から、存在価値を認めていたのが食品卸会社の「ふじもと」。扱うベーグルはどれも、噛めば噛むほど旨みがじんわりとあふれ出し、舌の上ではもちろん、喉をすり抜けるときまで甘みが感じとれる、“小麦本来の美味しさをいちばんに感じられるフード”です。
そんな「ふじもと」のベーグルをその場で味わえるのが、直営店の『The Bagles 大森店』。近所の会社員や家族連れが気軽に訪れる、アットホームなカフェです。ドアを開ければ、大きなベーグル専用ショーケースがあり、北米で美味しいと評判の4メーカーのベーグル(各¥126)――ユダヤ人が最初に移り住んで、彼らのパンであるベーグルを伝えたというNYやシカゴの“素朴でハード”なものから、西海岸地域に浸透したという“ソフト”系まで、さまざまなタイプやテイストのものが急速冷凍して輸入され、店内のオーブンで焼き上げられます。
これらをベーグル専用BOXから取り出し、サンドイッチペーパーに包んでかごに入れる。アメリカならではのスタイルに、ちょっとわくわくです。
ボストン郊外にある老舗「クーペルス社」の伝統技術を受け継ぎ、日本産の素材で作ったオリジナルのベーグル「クーペルス」も、シンプルな「プレーン」(¥126)から「ロシアンレーズン」(¥126)、「黒糖」(¥126)「ブルーベリー」(¥189)など全14種類。各社ごとのバラエティ豊かな味わいを食べ比べ、自分好みの味を見つけるのも楽しいですね。
さらに、「スモークサーモンサンド」(¥420)や「アボカド&アンチョビツナサンド」(¥350)といったサンドイッチメニューも常時20種ほど展開。定番の食べ方から、ユニークなものまで、ベーグルを知り尽くしたお店ならではの組み合わせを味わっていくことで、より深いベーグルの世界を知ることもできます。
美味しいベーグルを作るプロセスで欠かせないのが、“湯通しすること”。けれど、この作業には膨大な手間と時間がかかるため、最近では国内外問わず、熱湯スチームをかけて工程を省いてしまうところがほとんどだとか。
けれど「ふじもと」で扱うベーグルは、自社のものはもちろんのこと、北米の4メーカーにも“湯通し”することを絶対条件にしているとのこと。なぜなら、湯通ししたベーグルは、対流の効果で、分子同士の結合が変化し、たんぱく質のやさしい甘みが引き出されるから、最初に書いたような「噛めば噛むほど旨みがあふれる」ものになるのです。
いつも以上にゆっくりと、よく噛んでたべてしまう『The Bagles 大森店』のベーグル、ネット上からもお取り寄せできますので、ぜひ食べてみてください。
最後に、「うちは、ベーグルに対して謙虚にお仕事をするのがポリシー」というすてきな言葉とともに、ベーグルの歴史やお店のことについて教えてくださった「ふじもと」の会長でもある藤本恵子さん、どうもありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
住所 東京都品川区南大井6の25の3佐々木ビル1F
電話 03(5753)8281
営業時間 8時~16時
定休日 日曜
http://www.bagel.co.jp/
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2006-09-02 【カフェ】 | 固定リンク
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