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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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美味しすぎるハンバーガー『ベーカーバウンス』 (世田谷区)

Cafe0826_1 Cafe0826_2

“ハンバーガーショップ”――年齢を重ねるうちに、入りにくくなる場所だし、第一、美味しいハンバーガーが食べられるお店って、じつはなかなかレア。そんな“ファストフード”の代名詞でもあるこの食べ物のイメージをガラリと変えてくれるのが『ベーカーバウンス』。

東急田園都市線の三軒茶屋駅を降り、茶沢通りを歩くこと7分。お店は、右手の路地を入り、住宅街をしばらく歩いたところにひっそりとたたずんでいます。
古きよき時代を思わせる音楽が心地よく流れる店内は、木造の一軒家を、赤や白、ミントグリーンにペイントした気持ちまで明るくなれる色づかい。そのうえアンティークのおもちゃやポップなアートがあちこちに飾られていて、どことなくアメリカのロードムービーを思わせる雰囲気。まるで現地にいるかのような“アメリカン”ダイナーです。

『ベーカーバウンス』は、中身だってひと味もふた味もちがうのです。そのひとつは、パテ。赤々とした新鮮な牛肉のブロックを手でスライスしてからサイコロ状に刻み、3種の部位を混ぜ合わせたら、つなぎを使わず肉のねばりだけでパテにしていく。ミンチ状ではなく、あくまでも肉の旨みや歯ごたえが楽しめるサイコロ状。それらを注文を受けてから、炭火のグリルで一気に焼き上げ、さらにチーズや切り立ての野菜、セサミたっぷりのバンズでサンドしていくのです。

私がいただいたオーソドックスな「プレイン バーガー」(¥945)には、お肉といっしょにレタスやトマト、自家製のピクルスが。ほおばるたびに肉汁がしたたるジューシーなパテと、パンや野菜といった脇役たちの持ち味が合体して、じつに見事な味わい。ハンバーガーの印象をくつがえす、ダイナミックな美味しさです。
さらに、アツアツのパンでサンドした「スモークサーモン&アボカドサラダ」(¥1102)や、色とりどりの野菜を炭火でじゅわっと焼き上げた、サイドメニューの「マッシュポテト&グリルベジ」(¥472)など、アメリカンダイナーの魅力を存分に楽しめる、もりだくさんのメニュー展開。
定番のグランドメニューのほかに、オーナーの渡辺さんが即興で考え出したユニークかつデリシャスなメニューも週替わり&月替わりで登場しますので、お見逃しなく!


Cafe0826_3 ●朝、仕込んだお肉は、その日のうちに使い切る。●素材の持ち味を活かすため、使用調味料は美味しい塩・こしょうと、自分たちでひいてから使うスパイスのみ。“焼く・煮る”という、シンプルな調理法で味に深みを出す。●注文を受けてから、美味しいハンバーグを作り始める。
これらの、きちんとしたスピリットがスタッフに守られて生まれたゆるぎない美味しさに、口コミを通じてお客を呼び込み、リピーターとなる。
みなさんもぜひ、このプラスのスパイラルを舌で感じてください。


住所   東京都世田谷区太子堂5の13の5
電話   03(5481)8670
営業時間 (平日・土曜)11時~23時(22時30分LO)*15時~17時30分は中休み
 (日曜・祝日)11時~22時(21時30分LO)
定休日  火曜

http://bakerbounce.com/

 
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2006-08-26 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

マンダリン オリエンタル ホテルの『センス ティーコーナー』(中央区)

Cafe0819_1

Cafe0819_2ロンドンや香港、そしてニューヨークなど世界の16ヶ国の都市に展開する「マンダリン オリエンタル ホテル」。至極のサービスとともにその土地の持ち味を反映させた建物や、そこから放たれる雰囲気は、圧巻のひとこと。
先ごろ、ホテルやスパ、レストランなど、ホスピタリティー界の中で、もっとも名誉ある「インターナショナル・スターダイアモンド・アワード」にて、各国にひとつしか認められない六ツ星の称号を与えられたのが、2005年の12月、日本橋の新ランドマーク“日本橋三井タワー”の上層部(30階~38階)に誕生した『マンダリン オリエンタル 東京』です。

その魅力を味わっていただくには宿泊するのがいちばんですが、時間のない方やホテルのよさを気軽に体感するには、バーやレストランなどの利用がおすすめ。そのなかから今回は、中国や台湾を中心に、世界各国からセレクトしたお茶やデザートが愉しめるカフェ『センス  ティーコーナー』へ足を運んできました。
地上37階と38階の2フロアを使った、開放的な吹き抜け。全面が窓で覆われたその空間は、東京の景色が目に飛び込んでくる、なんとも贅沢なロケーションです。
そのうえひとりひとりがゆったりと過ごせるラグジュアリーなソファ、モダンなライティング、呉服問屋が軒を連ねていた江戸時代の日本橋を思わせる職人たちの手作業によるファブリック、そこここにあしらわれた中国の紋様……エキゾチックなピンクをスパイスにしたシノワ調のインテリアからも、私たちを「非日常」へいざなってくれる、センスとパワーを感じます。

ワイングラスで飲む、可憐な「花茶」(お菓子つきで¥1000)とともにいただいたのが「燕の巣入りフレッシュマンゴーピューレ」(¥3800)。世界でもっとも美味しいマンゴーを使ったなめらかなピューレに、コラーゲンがふんだんに含まれたぷるぷるの燕の巣がたっぷり。世界の六ツ星に選ばれるほどの独創性とクオリティーの高さは目をみはるほど。さらに、私たちを間違いなくとりこにさせてくれる、スタッフのていねいかつきめ細やかなサービスは、“アジア人ならではのおもてなし”だからこそ、外国人のお客様が堪えないというのもうなずけます。
夜19時30分からは、フロア内にあるバーで、ジャズバンドの演奏も行われます。大切な人との優雅な時間を味わってくださいね。


Cafe0819_3 最後に、聞けばこのホテルは1本の木に見立てられ、1階のエントランスが木の根元、ゲストルームが葉としてイメージされているそう。極上の雰囲気の中で、最上のリラックスを味わえるその理由は、ホテル全体のインテリアを“森の中で安らぐ”ことを隠れたコンセプトにしているから。このようにすてきなストーリーが、「マンダリン オリエンタル 東京」にはさりげなく、たっぷりと隠されているのです。表立っては語られないストーリーを発見していくのも粋、ですね。


住所   東京都中央区日本橋室町2の1の1
電話   03(3270)8800(代)
営業時間 11時30分~22時
定休日  無休
*10%のサービス料がかかります。

 
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2006-08-19 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

甘味喫茶『志むら』でしっとり涼やかな和の時間を。(豊島区)

Cafe0812_1_2
Cafe0812_2_1 長かった梅雨も明け、強い日ざしが照りつける今日このごろ。夏ですね。こんな時は、涼しい空間でゆっくりと、日本の夏を楽しみたい。そんなとき、ぜひ足を運んでもらいたいのが、JR目白駅すぐそばにある『志むら』。昭和16年創業の老舗の和菓子店です。建物の1Fは、季節の和菓子がずらりと並ぶ和菓子屋さん。そして階段を上がった2Fと3Fは甘味喫茶。木をふんだんに使用した粋な空間は、疲れた体をほっとさせてくれる、たいへん居心地のよい場所です。

小豆、大納言、青えんどう……最上級の豆を使用した和菓子には定評がある『志むら』。なかでも、コシのある卵入りの求肥の中に、ふっくらと炊いた虎豆をくるみ、黄名粉をまぶした「九十九(つくも)餅」(1個¥105・喫茶はお茶つきで¥610)は、遠方から足を運ぶお客さんが絶えないほど。さらに、青えんどうが入った柔らかな餅をこし餡で包んだ「福もち」(1個¥120)や、季節によって豆を変える「鹿の子」(¥290~300)など、北海道出身でもある先代が手がけた、地元産の豆をふんだんに使用した和菓子は、斬新な上品さを持ち合わせた逸品ぞろい。

さらに5月のゴールデンウィークから9月のお彼岸の頃まで展開される、自家製のシロップを使用した“かき氷”も隠れた人気メニューのひとつ。
私が注文した「生いちご」(¥750)は、高さなんと20cm、目を見張るほどの大きさです。そのダイナミックさとは裏腹の、まるで淡雪のようにきめ細やかな氷と、生のいちごを秘伝の調理法で長時間煮詰めたシロップの天然の艶やかさ、その美味しさといったら言葉はいらないほど(周りにいらしたお客さんも、もくもくと自分の世界に入り込み、食していました)。その他のかき氷「あずき」(¥700)「宇治金時」(¥800)「キャラメル」(¥650)たちも『志むら』ならではの独創的な手法が組み込まれた、とっておきの味わいです。

Cafe0812_3今は亡き落語家の柳家小さんもごひいきにしていた『志むら』には、古くからの常連さんがいっぱい。「お客さまは、味はもちろん材料の変化にも敏感なほど、舌の肥えた方々ばかり。最高のお菓子を召し上がっていただくため、常に“上質の材料を仕入れ、職人がひとつひとつていねいに手作りする”という先代のシンプルな考えを守っています」と語る、志村友子さん。
だからこそ、デパート進出などの話があっても頑なに目白にある本店だけの営業を貫いているのだとか。ストイックな日本の職人さんの考えや腕、そこから生まれる『志むら』の和菓子は、日本人のよさを再確認できる、そういうお菓子です。


住所   東京都豊島区目白3の13の3
電話   03(3953)3388
営業時間 【1F】9時~19時 (祝日は~18時) 
               【喫茶】10時30分~19時(18時30分LO) (祝日は~18時[17時30分LO])
定休日  日曜
*8月17日~21日は夏休みになります。

 
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2006-08-12 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

『無添加焼菓子 レリーサ』の甘くやさしいお菓子たち。(新宿区)

Cafe0805_1

Cafe0805_2半年前に、初めて『無添加焼菓子 レリーサ(以下:レリーサ)』のお菓子を食べたとき――シンプルながら、クッキーやケーキが奏でる小麦粉やバターの旨み、口の中でふわっととろけるような食感ややさしい風味に一瞬でとりこになってしまいました。
カフェスペースのない、お持ち帰り専用のお店ですが、今回は特別にご紹介しますね。

『レリーサ』は、内山智子さんというかわいらしい女性が、たったひとりで切り盛りする焼き菓子店。小さな頃からお料理をするのが趣味で、大好きが高じてイタリアへ料理留学していたほどの内山さん。周囲から太鼓判を捺されていたその腕を、ネット上で披露(販売)する予定でしたが、神楽坂にほど近い山吹町の、けやき並木通り沿いでのんびりたたずむ現在の物件に魅了されてしまい、お店を開くことに。

清潔感にあふれた、白くて小さな店内。真ん中にある、美しく磨かれたショーケースをはさんで、お客さんは内山さんと会話をしながらお気に入りを選べる対面スタイル。
そこには、芳醇なバターの香りがたまらない「純良バターのクッキー」(¥530)や口の中でほろりととろける「和三盆のクッキー」(¥420)、フレッシュな味わいの「レモンのクッキー」(¥360)、うさぎの形をしたチャーミングな「アーモンドのクッキー」(¥420)など、12種類のレシピの中から常時6種が。さらにベーキングパウダーを使わない、ふんわりと軽やかな食感のパウンドタイプの「ケーキ」(1本¥980~)も2種類ほど。その姿はまるで、大切に扱われる宝物のようです。

Cafe0805_3 化学肥料を使用せずに作られた小麦粉、放し飼いで育てられた卵、大地でのびのび育った牛乳やバター……内山さんが使う素材は、バックグラウンドが見えるオーガニックのものばかり。それら体に安心かつ上質な素材を探し出して使うことは、ごくごく一般的ですが、その後の内山さんの仕事ぶりがこれまたすてき。
お菓子に応じて、自らお砂糖を挽いたり、ときにはデザートに使うフルーツを、自分で採りに行ってしまうことも。愛情のこもった、ていねいなお菓子作りへの姿勢も、上等の焼き菓子を生み出している秘密なのです。ネット上でも購入できますが、お店に足を運ぶことをおすすめします。甘い香りといっしょに、ひとりで切り盛りするからこその、徹底したこだわりを感じてもらえるから。

『レリーサ』の焼き菓子は、大切な人へのプレゼントとしてはもちろんのこと、“自分のおやつとして買いたい味”。素材の持ち味を上手に活かし、無駄なものをすべてそいだシンプルなお菓子たち――お茶といっしょに、ゆっくりと、ひとつひとつをかみしめてください。ふしぎな幸福感に包まれますよ。

住所   東京都新宿区山吹町128の1F
電話   03(5261)8156
営業時間 11時30分~19時(土曜・祝日は~18時)
定休日  第2・3月曜・日曜 *8月は毎週日曜・月曜と、13日~16日がお休みになります。

http://www.lerisa.jp

 
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2006-08-05 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

 
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