南ベトナム料理店『タイ タム』(港区)

フランスや中国、アメリカなど、外国の食文化の影響を受けながら、独自の味に翻訳をして、どんなメニューもさらに美味しくしてしまう、東南アジアの国・ベトナム。日本にもずいぶんと定着してきましたね。私も週に1度は何かしらのベトナム料理を作るほど、大好きです。
ベトナムは大きく分けると、首都ハノイがあり、お米文化で栄える「北部」、宮廷料理が有名な「中部」、そして日本でもおなじみの香菜やミントを料理によく使う「南部」の3つの地域があります。今回ご紹介するのは、西麻布の交差点から路地を入った所にある南ベトナム料理の店『タイ タム』。
南ベトナム料理は、“ヌクマム”と呼ばれる小魚で発酵させたしょうゆや、スイートチリソース、砂糖といったさまざまな調味料が絡み合った、独特の味わい。甘みを多く加える分、辛さもしょっぱさもマイルド、日本人になじむ味なのです。
ベトナム系アメリカ人のママと、親戚の息子さんが2人で切り盛りする『タイ タム』。
ここは、ベトナムならではのキッチュさや華やかさとは雰囲気のことなる、絵画やポスターが少し飾られている程度の、家庭的で大人っぽい雰囲気の店。
ドアを開けたとたんに広がる、魚や肉のダシや香味野菜、調味料たちの混ざり合った独特の香りは「本場ベトナムに来た」、そんなうれしい錯覚を起こさせてくれます。
ここでは「生春巻き」(¥800)や「海老焼きビーフン」(¥1400)など、ベトナムの家庭や屋台で食べる味はもちろん、レストランで出てくるような、ちょっとだけドレスアップした料理もいただけます。ウコンを生地に加えた「タイ タム風エビたこ焼き」(¥1400)や、甘くて辛い「蓮の茎のサラダ」(¥1400)、さらに「さっぱりするわよ」とサービスで出してくれた「豚骨米麺」(¥1200)をいただきました。築地から仕入れたぷりぷりの魚介類や、なじみの肉屋さんが届けてくれるジューシーなお肉、素材にもこだわったメニューは、言葉が出ないほど美味。香菜、ニラ、たまねぎ、にんじん、きゅうり、もやし、トマト、レタス……おどろくほどたっぷりのシャキシャキ野菜が同時に食べられるから、満腹だけど、お腹も心もすっきり。デトックスされた気分です。
せわしなく働きながらも、「残さず食べなさいよ」「これ、美味しいから」などと、早口で話しかけてくれるママさん。一見、ぶっきらぼうなようでいて、実は人なつこく、笑顔がすごく、かわいらしい。ママさんの味と人柄に触れて、ベトナム南部が乾季に入る頃の12月、ベトナムを旅してみようと決めました……。
住所 東京都港区西麻布1の11の13
電話 03(3479)0658
営業時間 11時30分~14時30分 18時~22時30分(LO)
定休日 日曜・祝日
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2006-07-01 【カフェ】 | 固定リンク
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コメント
夢想容という処、きになってるんですが、是非 レポートして下さい。
投稿: eri | 2006/07/03 17:47:45