『オーガニックレストラン椿屋』で美味しいマクロビオティック料理を。(足立区)
足立区の中心でもある北千住は、近ごろ、駅ビルの「ルミネ」ができたことで、ますます活性化されているスポット。駅から徒歩3分の場所に、今回ご紹介する『オーガニックレストラン椿屋』はあります。
お店を切り盛りしている月森紀子さんは、日本料理の板前を経験後、マクロビオティックレストラン「クシガーデン」へ。その後「クシガーデン デリ&カフェ」のシェフを務めたあと、知人の紹介を通して『オーガニックレストラン椿屋』のシェフに就きました。
一軒家の2階にあるここには、6卓のテーブル席と本棚、そして月森さんのステージでもある台所のみ……こざっぱりとしていながら、愛情をもって使い込まれたそのひとつひとつから、慈味深さが伝わってきます。
ここでは肉や魚、卵など、動物性のたんぱく質を摂取しない、日本の伝統食から生まれた食餌療法“マクロビオティック”に基づいたメニューを提案。階下が、有機野菜をはじめとした添加物を含まない食材を扱う八百屋さん『椿屋2』だからこそ、安全かつ採れたて新鮮な素材を使った料理が味わえます。
泥つきの野菜を洗って切り、調理する。玄米を研いでふっくら炊く。そのうえ味つけとして使うドレッシングやソースに至るまで、ひとつひとつ手作り。既成品でなく、自分の手から生まれたものを、お客さんに料理を出すことを大切にしている月森さん。下ごしらえに時間がかかるからこそ、営業時間も短いし、メニューも少なめです。
メニューは、お客さんのほとんどが注文する「日替わりディナーセット」(¥1300)と野菜ときのこがいっぱいの中華風汁かけごはん「玄米クッパ」(¥1050)など3~4種の食事メニューと一品料理が2~3品。そしてお茶といっしょにいただける「デザートセット(この日はバナナロールケーキ)」(¥850)と、飲み物だけ。
私がいただいた「日替わりディナーセット」は、“カポナータ”“雑穀と豆腐のパスタサラダ”“青菜の和風ジェノベーゼ”“細切り野菜の胡麻和え”と、玄米にみそ汁、香物がつくお得なセット。15種以上のお野菜から雑穀、植物性のたんぱく質まで、現代人に不足しがちな栄養もいっぱい。ストイックな印象のマクロビオティックだということをうっかり忘れてしまうほど、まろやかな甘みやコク、酸っぱさ、ほどよい苦味や塩気など、味つけに強弱とバリエーションがあるうえ、「かつて出したものと同じメニューになることはない」という月森さんのアイデアと腕のよさは、とにかく頼もしい限りです。
周りを見渡せば、お客さんの全員が完食。そして、そのほとんどがリピーターに。さらにお店の外には、席が空くのを今か今かと待つ人々がズラリ。「毎食マクロビオティックというのは難しいと思いますから、1日1食だけでも実践してみてください。精神面でも不思議と安定するし、体の中から美しくなれるんです。アレルギーや喘息持ちの私が、今では医者いらずなんですよ」と、月森さんは静かに語ってくれました。

住所 東京都足立区千住1の33の4の2F
電話 03(3870)8761
営業時間 17時30分~22時(21時30分LO)
定休日 日曜・月曜・祝日
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ほかにはアールグレイ入りの「ティーケーキ」(¥270)やクリームチーズをやさしく焼き上げた「チーズケーキ」(¥320)、さらにふわふわのパンではさんだ「ミックスサンドイッチ」(¥550)など、お菓子や軽食もたっぷり展開。どれも紅茶をより美味しくいただく味わいです。
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