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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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『カフェ アンセーニュダングル』で美味しいコーヒーをどうぞ。(目黒区)

Cafe0526_1

Cafe0526_2 室町時代から続き、御所へもお菓子を納めている老舗の和菓子屋「とらや」で、和菓子をつくり出す職人と、そのよさを発信する広報を兼任されている伊藤郁さん。美味しいものを知り尽くした伊藤さんからご紹介されたのが、30年前からフレンチスタイルのカフェを提案している『カフェ アンセーニュダングル』。原宿、広尾、自由が丘と3店舗あるカフェの中から、今回は、オーナーであり、マスターでもある林義国さんがいらっしゃる自由が丘店へ足を運んできました。

どの店舗にも共通しているのが、街の喧騒からするりと逃れた、いわゆるタウンエスケープエリアにあること。時代の流れに左右されることなく、独特なスタイルでゆったりと時を刻み続けています。
レンガや大理石をところどころにあしらった店内には、「エミール・ガレ」の照明や、「ルイ・マジョレー」の家具、そして「エクトール・ギマール」の時計など、崇高な芸術品がさりげなくそこここに。さらにあでやかなバラの花が飾られた店内は、まるで美術館のようなたたずまい。一本の木からこしらえたというカウンター、書斎のようなデスク、そして応接間と、座る位置によって、まるで別々の世界が楽しめるのも魅力です。

「よくあるアイスコーヒーと思ったら、大間違い。バチが当たりますからね(笑)」と、伊藤さんを夢中にさせるメニューは、「ラリック」のクリスタルグラスに注がれた、「琥珀の女王」(写真左中・¥800)。冷たいコーヒーにフレッシュクリームと香りづけのコニャックを浮かべたそれは、口の中で苦味と甘みとコクを味わえる、贅沢な飲み物。混ぜないまま、多めの量を口に運び、時間をかけずにいただくのが、スマートなマナーなのだとか。
コーヒーはあつあつのお湯を注いでゆったりと蒸らしてネルドリップ。にごりのない、透明感のある味わいの秘密は、一番抽出のとびきり美味しい部分だけをサーブしているからなのだとか。「コロンビア」(¥700)や「タンザニア」(¥700)など、世界有数のコーヒー産地それぞれから、林さんが厳選したメニューがずらり。

コーヒーの味わいに華を添えるのが、ハムとチーズをサンドしたパンにベシャメルソースをかけた「クロックムッシュ」(写真左下・¥700)と、林さんが毎朝こしらえるスフレ風チーズケーキ「ガトーフロマージュ」(¥500)のフードメニュー2種。どちらも30年前から変わらない、ここだけのレシピ。絶妙のバランスの、繊細な味。
ブレのない安心感と、おしきせでないラグジュアリーは、ずっとここにいたいと思わせる、ふしぎな吸引力があります。みなさんも、小さな看板を掲げるだけの、『カフェ アンセーニュダングル』を見つけに行きましょう。

住所   東京都目黒区自由が丘1の13の6 鳥井ビル1F
電話   03(3725)4749
営業時間 10時~23時
定休日  年末のみ

 
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2006-05-27 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

美味しいワインと料理の『クロ・ド・ミャン』(中央区)

Cafe0520_1Cafe0520_2

大阪は北新地に、いつもたくさんのお客でごったがえすワインバーがあります。その名もオーナーである宮永久嗣さんの愛称を店名に掲げた『クロ・ド・ミャン』。じつはこの名物ワインバーが東京の銀座にもあるのです。
普段、私たちが思い描くワインバーというものは、ラグジュアリーで、どことなく敷居が高いイメージ。けれど隠れ家のようにひっそりとたたずむここは、そういう堅苦しさを取り払った、アットホームなお店です。

さわやかなグリーンが目をひく店内には、キッチンと向かい合わせのカウンターが6席と、2卓のテーブル席。こじんまりとしていて、スタッフとお客の距離が限りなく近い――つまりスタッフとの対話を十分に楽しめる空間。カウンターの目の前には、すぐ近くの築地市場で買い付けた旬の野菜や、オーナーが惚れ込み、瞬間冷凍をしてまで送ってもらうという神戸の名店『コム・シノワ』のパン。ワインを引き立てる素材たちが、ダイナミックに並んでいます。

シャンパンからビオ(自然派)ワインまで、300種を超えるワインをストックしている『クロ・ド・ミャン』に、ワインリストはなし。紙に書かれた情報ではなく、言葉を交わしたうえでお客の好み、料理との相性、価格を考慮し、ソムリエが飲み頃の銘柄をいくつかセレクトしてくれるシステム。ワインの知識に長けた方はより深く広く、そうでない方は、ワインの楽しさを実感できます。ちなみにこの日、私がいただいたのは、果実味あふれる赤ワイン「ピュエリーピュズラー」と、複雑ながらやさしい口当たりの白ワイン「ミディ シャトルズ シャルドネ」でした(写真左・グラスで各¥1300)。

ただワインが飲めるだけでなく、それとともにとびきり美味しい料理を味わえるのが、このお店の持ち味。レンズ豆や旬の野菜をふんだんに使った「定番の白金豚バラ肉・足・耳のカイエット」(写真上右・¥2400)や、肉厚のタイと苦味のある野菜との相性がバツグンの「御前崎産真鯛の瞬間燻製マリネしてサラダ添え」(¥1600)……などなど、イタリアンやフレンチといった枠にとらわれない調理法が特徴的。さらに宮永氏が発信する独創的な素材同士のコンビネーションは、一皿でさまざまな味と風味を体感できる、ストーリー性を兼ねた味わい。

料理とのマリアージュにぐんぐん進むワイン。そして、もともと大阪出身、今は本店の大阪と銀座を2週間交替で行き来しているスタッフたちの、心地よいノリのよさと人情味あふれる接客は、日々ストレスを抱えるみなさんの活力剤になるはずです。

東京都中央区銀座7の3の13
電話   03(5568)4777
営業時間 18時~深夜0時LO
定休日  日曜

 
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2006-05-20 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

ビーガンメニューに出会える『カフェエイト』。(目黒区)

Cafe0513

Cafe0513side2週間のお休みをいただいての再スタートです。これからもよろしくお願いします。

以前、このコラムでもご紹介した、青山にある『カフェエイト』がクローズしたのは2004年12月……。“ビーガン”という、完全菜食主義者であるこの店のオーナーのスピリットに基づき、肉や魚、卵や乳製品といった動物性食品を使用せず、野菜や大豆など、新鮮な植物性の素材だけで美味しい料理を提供してくれるカフェが消えたことは、知り合いのモデルさんやヘアメイクさんなど、美を追求する人たちを、とても悲しませました。

この『カフェエイト』が約2年の時を経て、青山から目黒区青葉台に場所を移し、復活を遂げたのです。山手通りから少し入った閑静な住宅街の中、おしゃれなビルの1階にお店を構えています。大地の色・ダークブラウンを基調にした落ち着きのある店内――真っ先に、大きなショーケースが目に飛び込みます。ここには「トーフティラミス」(¥630)や天然酵母パンをココナッツミルクとバナナクリームで焼き上げた「パンプディング」(¥630)、さらには体質別に必要な要素を摂り入れるための「ヨガクッキー」(写真左上・瓶入り¥1500)など、美と健康を考える女性たちのハートをぎゅっとつかむメニューがずらりと並びます。

玄米、天然酵母のパン、パスタといったベースになるごはんメニューのすべてに、新鮮な野菜がふんだんに使われているのが『カフェエイト』のよさ。いただいた「ハムス(ひよこ豆のディップ)と野菜のサンドイッチプレート」(写真左中・昼は¥1000・夜は¥1260)にも、グリルしたナスやきゅうり、トマト、レタス、レッドオニオンがたっぷり。使用するマヨネーズまで、卵を使用しない、豆腐をベースにしたこだわりの品。
さらに、日ごとに仕入れた素材で中身が変わる「マフィン」(写真左下・コーヒー別・¥252~)も、卵やバターは使わないのに、香ばしくてとてもデリシャス。豆腐とメイプルシロップでこしらえた、まろやかなクリームがその美味しさを盛り立てます。

表立ってアピールしてはいないけれど、ディテールにまでとことん“ビーガン”。そのうえ、青山店よりもちょっぴりドレスダウンしたメニュー構成。だから「植物性のモノだけなんて、なんだかさびしい」とか「お肉を食べないなんてムリ!」なんて思っている方にも、『カフェエイト』のボリュームある品々は、すんなり受け入れてもらえるはず。
お腹いっぱい食べても、翌朝気持ちよく目覚められる幸福感を、実感いただけると思います。テイクアウトメニューも充実しているので、忙しい方にもおすすめの空間ですよ。

住所   東京都目黒区青葉台3の17の7
電話   03(5458)5262
営業時間 11時~22時(21時30分LO)
定休日  月曜

http://www.cafe8.jp

 
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2006-05-13 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

 
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