『茶遊処 銀座 佐人』で美味しい日本茶を。(中央区)
“美味しい日本茶を淹れられる”ことは、女性としての大事なたしなみ。緊張をときほぐす、心地よい気分にさせる、お茶を飲むって楽しいことだと思わせる――素敵な日本茶を淹れられたなら、きっと何ものにもかえがたい財産になるはず。
今週は、とびきり美味しい日本茶がいただける『茶遊処 銀座 佐人』に行ってきました。年末に取材した『福茶』のオーナーご夫妻からのご紹介です。銀座の中央通りにある松坂屋さんの裏手、ややひっそりとした路地脇に掲げられた“茶房”の暖簾。この目印にしたがって階段を降りていった場所に『佐人』はあります。途中に生けられたみずみずしい花や、美しく掃除されている様子が、その先にある『佐人』が、すばらしい場所であることをもの語っています。
引き戸の玄関を開けると、そこは奥ゆかしさと風情を感じさせる和のたたずまい。和紙で幕を張ったライトがやさしい光を放つ先には、野球のバットにも使われる、丈夫なタモ材で作られたカウンターやテーブルや椅子。和服の方でも居心地が良いよう、やや低めに設計されたデザインと広々としたスペースに、店主・佐々千尋さんの粋な計らいを感じます。
「屋久島の霧」や「掛川の郷」など、全国のお茶処から選りすぐった7種の希少な「煎茶」(和または洋菓子つきで¥1050)を中心に、煎茶以外の玉露「宇治田原の香」(¥1155)、お抹茶「宇治の永寿」(¥1155)、そして焙じ茶「小笠の手炒り」(¥840)を1種ずつ展開。お茶に合う「雑煮」(荒茶つき¥1050)や「白玉」(荒茶つき¥945)など、佐々さんの奥さまお手製の食事・菓子メニューも豊富に揃います。
鉄瓶であつあつに沸騰させたお湯を、片口と呼ばれる器に移し、茶葉の旨みがじんわり溶け出す80度に。ほどよい量を急須に注いだら、待つこときっかり1分。陶芸家がこしらえた湯のみにゆっくりと注ぎ、一煎目を味わいます。いただいた鹿児島産の「薩摩の光」は、独特の香ばしさとまろやかさが魅力の煎茶。二煎目、三煎目……といただくうちに、味わいや香り、甘みや苦味のバランスが驚くほど変化していくさまは、煎茶ならでは。料理のフルコースを味わっているような、贅沢な気分が得られます。
佐々さんによると、うっとりするほど美味しい日本茶を淹れるこつは、「ていねいに淹れること。そして型にしばられず、感性でいただくこと」だとか。アドバイスを伺いながら、ひとつひとつの所作を、ゆっくりとこなし、滋味豊富な日本茶を楽しむ。
「佐々さんのように、毎日、心を込めて、ていねいにお茶を淹れられる人になれたらいいな」と強く思ったのでした。
住所 東京都中央区銀座6の11の14 アセンド銀座6丁目B1
電話 03(5537)1245
営業時間 11時~20時(日曜・祝日~18時)
定休日 月曜
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2006-03-25 【カフェ】 | 固定リンク
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トラックバック送信日 2007/02/23 16:28:08
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