英国の文化を届けるカフェ『トライフルズ』(渋谷区)
英国の文化は、すてきだなって思うものがいっぱいあります。紅茶もそうだし、パンクもそうだし、おしゃれな古着もそうだし、みんなが切にしゃべれるようになりたいと願う英語だってそう。同じ“島国”のせいか、どこか親近感がもてるこの国のことを、私たちはつい理解しているような気がしているけど、じつはまだまだ序の口なのです。
奥深い英国の文化をそっと伝えてくれるのが、代官山の住宅街に誕生した『トライフルズ』。英国ではとびきりメジャーなデザート“トライフル”をフィーチャーしたカフェです。日本語訳すると、“ありあわせのもの”を意味するこのデザートは、グラスやボウルの中へ、スポンジ生地やクリーム、カスタード、フルーツなど、冷蔵庫にあるものを次から次へと“ノールール”で重ねづけしたもの。それぞれの家庭ごとに伝統の味があり、文化がある――日本ならば“母親が作るカレー”のような存在なのです。
『トライフルズ』には、英国人が食べて、素直に「そう、この味!」と思ってもらえる「トラッド」(¥400)や、新鮮なベリーとバニラビーンズのカスタードをたっぷりとしきつめた「ベリー・ベリー」(¥500)、2004年に世界で第16位に輝いたレストランのトライフルレシピを再現した、シェリー酒入りの「セント・ジョン」(¥700)など、基本メニュー3種のほか、シーズンメニューが4種ほどお目見えします。どれも自家製ならではの素朴さとやさしさ、さらに英国人にとっての“母の味”をイメージさせてくれる味わいです。
テーブルが3卓しかない空間に置かれた英国の老舗家具「アーコール」のアンティークチェアや、英国でもっとも親しまれている“PG”の「ブレンド・ティ」(¥400)、ショップコーナーにディスプレイされた40~60年代のファニーな食器やテーブルウェア……。「イデー」の元デザイナー福田さんがデザインした小さな空間には、リアルな英国の日常がぎゅっと詰め込まれています。それを友だちの部屋でお茶を飲んでいるみたいな、フランクな気持ちで体感できるのは、うれしい限り。
おまけにこの店のオーナーでもあり、目黒通りで「m.b.deals」なるおしゃれなインテリアショップを手がける古屋優子さんは、筋金入りの英国フリーク。水曜は、比較的『トライフルズ』にいることが多いので、トライフルを味わいがてら、お話してみてはいかがでしょう? 今現在の、そして私たちが見逃している、リアルな英国文化を肌で感じることができますよ。
住所 東京都渋谷区恵比寿西2の17の11
電話 03(3464)4410
営業時間 11時30分~20時
定休日 月曜
*「トライフル」はテイクアウトも可。人数や好みに応じてオーダーもできます。
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。
2006-01-21 【カフェ】 | 固定リンク
トラックバック
このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/160820/5516633
このページへのトラックバック一覧 英国の文化を届けるカフェ『トライフルズ』(渋谷区):
コメントを投稿
*投稿された内容の修正、削除の依頼は一切応じられませんので、投稿される前に十分にご確認ください。
*「投稿」ボタンは1度だけ押してください。

コメント