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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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神楽坂にある甘味処『花』。(新宿区)

Cafe080517_1

Cafe080517_2近頃、ひそかに“神楽坂ばやり”のようで、おいしいフランス料理店や、有名ショコラティエのアイスクリームの専門店など、新店が続々とオープンしています。…と言いつつも、下見の帰りについふらりと寄ってしまうのは、行きつけのお店。今日は、大通りから一歩入った所にある『花』という甘味処をご紹介しますね。

神楽坂という花街にふさわしい佇まいの外観。引き戸を開けると流れてくる、情緒あふれる長唄、店内に美しく飾られた季節の花々――訪れるだけで「日本に生まれてよかった」なんて思いながら、ほっと一息つけるなごみの空間です。自宅の1階を甘味処にしているという女将さんの名前は、本橋みちこさん。今から30年前、「食道楽の食いしん坊」だという彼女が、「おいしい甘味処が欲しくて作ったのが『花』」なのだとか。

席につき、サービスで淹れてくれてくれるほうじ茶のおいしいこと! それをしみじみ味わいながら、私たちお客はメニューとにらめっこモードに。
具がこんもりのった「クリームあんみつ」(¥750)が、お店いちばんの人気者。開店当時からお願いしているという職人さんがこしらえる塩気のきいた自家製餡や、ミルク感たっぷりのバニラアイス、天草から作った寒天に、黒蜜がかかった色とりどりの果物をからめていただきます。
さらに『花』の評判を高めているのが“白玉”。注文を受けてから粉を練り、茹でるというそれは、艶があって、モチモチぷるるん。個人的には、北海道産の小豆をふっくら炊いたのと合わせていただく「白玉ぜんざい」(¥700)がおすすめです。

「5月は“藤娘”の日本人形に、のれんも藤の模様、生けるお花も藤や牡丹。6月になれば紫陽花に……」と、月ごとにお花のテーマを作り、店内にそれを美しく生ける女将さん。清掃にも接客にも厳しく、いつ来ても店員さん全員が、最高のおもてなしをしてくれます。

「普段は取材お断りだから」とか、顔写真をお願いすると「うちは顔で売ってるんじゃないから」とか、厳しいセリフもポンポンおっしゃる女将さんだけど、なんだか妙に心惹かれてしまう。こんな風に、江戸っ子ならではのちゃきちゃき感と深い愛情が、お客みんなを包み込んでしまうから、“昔からの常連さん”であふれているのかもしれません。

Cafe080517_3住所   東京都新宿区神楽坂6の8
電話   03(3267)5478
営業時間  12時~19時30分、(土曜)~18時30分
休み   日曜・祝日

 
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2008-05-17 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

『ジャズ喫茶マサコ』で気軽にジャズを味わおう。(世田谷区)

Cafe080510_1

Cafe080510_2高校生だった頃、私にとって下北沢といえば、“おしゃれして古着を買いに行く場所”だったけれど、今では“ゆっくりくつろげるスポット”。親友とよく、「私たちも成長したのかもね」なんて語り合う今日このごろです。その友人と下北沢で会うときに、必ずといっていいほど、待ち合わせや食事のあとに選ぶのが『ジャズ喫茶マサコ』です。

ジャズ喫茶というと、ジャズを知らない人は入りにくいとか、何となく敷居が高いとか、私語は慎むべきとか……そんな固いイメージを持たれがちですが、『ジャズ喫茶マサコ』は、どうも違うのです。店主は福島新吉さんという、陽気ですてきなおじいさん。開店と同時に建てたという古い家屋はなんと築55年。有名なジャズ演奏者のポスターやライブのチラシが所狭しと貼られた、木の味わいがにじみ出た空間には、当時から使っているという脚の細いテーブルや手作りの縁台があちこちに。それは2人用の席なのに、片方の席は横向きになっていたり、後ろにいる他人と席が近かったりと、極めて不揃いなレイアウト。でも、それがジャズという音楽で結びついているからこそ妙に快適で、世代を問わず大勢のお客が集まり、お茶を飲みながら楽しく語り合える。

店の奥にあるオーディオルームには、2000枚以上のLPレコードがあり、あらゆる音域を美しく表現するJBL4343という巨大なスピーカーを通して、新旧・国内外問わず、数多くのアーティストの曲を聴くことができます。その音色の聞こえ方が特徴的で、耳を通してだけではなく、全身の細胞からぐんぐん吸収。よりセンチメンタルだったり、ファンキーだったり、メロディアスだったり、いつも以上に五感を揺さぶられるみたい――こういうのを、体で感じるっていうのかもしれません。

取材を通して分かった事実をもうひとつ。お店の入り口にある伝説のジャズピアニスト、マル・ウォールドロンと肩を並べた肖像画の女性が“マサコ”さん。本名は奥田政子さんという、ダンサーであり、この上なくジャズを愛していた、今はなき福島さんの恋人なのだそうです。店名になっていたり、マッチやカップも“マサコ”のネーム入りだったり。2人が紡ぐ、永遠の愛がじんわりと伝わってきます。

私の定番メニューは、ぽってりとしたデザインのカップにたっぷり注がれた「カフェ・オ・レ」(¥500)。それと、香ばしくトーストし、マスタードをきかせたパンにしゃきしゃきのレタスとハム、自家製の卵のフィリングをはさんだ「ミックストーストサンド」(¥600)。それ以外の「あんトースト」(¥400)や「ピザトースト」(¥450)なども、創業時からメニューはもちろん、レシピすら変えていないそれは、何度だって注文してしまう、飽きのこないおいしさ。

おいしいお茶と食事を楽しみ、気づけばすっかりジャズの魅力の虜になっている――ここは日々の暮らしの延長にあるジャズ喫茶です。

Cafe080510_3住所   東京都世田谷区北沢2の20の2
電話   03(3410)7994
営業時間  11時30分~23時
休み   12/31~1/3

http://www.jazz-masako.jp/

 
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2008-05-10 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ほっこり気分になれる『ロジカフェ』(板橋区)

Cafe080503_1

Cafe080503_2 やっと本格的なゴールデンウィークに突入。新入社員や学生さんは、4月から続いていた緊張がほどけたころ、社会人としてがんばっている方は、やっと羽を休められる貴重な時期ですよね。今日は、そんなときにおすすめのカフェを紹介します。

池袋から、東武東上線の各駅停車にゆられ、中板橋駅まで。南口を出たら、昔ながらの商店街を8分くらい、てくてく歩きます。道の途中には、古くからのサンドイッチ屋さんあり、フルーツパーラーあり、和菓子屋さんあり。そういった食べ物屋さんの前では、部活帰りの小学生が買い食いしてたりして、なんだか妙に懐かしく、楽しい気分。その大通りからそれ、路地に入った先に見えてきたのが目的の場所。築40年の木造家屋をカフェに改装した、『ロジカフェ』です。

小さな庭先の植物を愛でながら、玄関先で靴を脱ぎ、スリッパを履く。もうこれだけで、地元の友達の家を訪れたかのような“トリップ感”。1階と2階を開放した家屋の中で、私たちお客は、自由に“居場所”を選ぶことができます。木の香りのする空間をぐるりと見渡せば、味わいのある家具や器があちこちに。聞けば、店主の藤間夕香さんと名倉哲さんが3年前にお店を始めるずっと前から、趣味の骨董市巡りをするなかで見つけたものだとか。それらを独特のセンスでディスプレイした空間が、なんとも粋でおしゃれです。

「お店が混雑すると、どうしたってぴりぴりした空気が漂ってしまう。あるとき、カフェを開いた目的はそうじゃないし、自分たちの伝えたいことがうまく伝えられていないね、と気がついて、今は金曜、土曜、日曜だけの営業にしている」というお2人。ゆっくりと時間が流れる空気の中で供されるのは、幼いころから料理に触れていたという藤間さんが作る、身近なのだけど、とても上品な和食。
今回注文した「季節のお惣菜5種とお魚料理のコース」(¥2000)は、食前酒に週替わりの季節のお惣菜(こごみの天ぷら、山うどの山椒白和え、山ぶきの煮物など)に、お魚料理(3種の中から選べる)、玄米入りのご飯、お味噌汁、スイーツ(選んだのは“本わらび餅 黒蜜添え”)、そしてお茶がつく、コース仕立てのセット。

Cafe080503_3 平日は八百屋で働いているという名倉さんが仕入れてきた旬のお野菜を、1階奥の台所で藤間さんがていねいに調理、アンティークの器に美しく盛ってから、テーブルに運んでくれます。どのメニューも、古くから伝わる日本の魅力を上手に映し出したもの。しっかり噛んで、じっくり味わいたいものばかりです。このほかにも、季節の移ろいとともに内容が変わる「季節の料理」なども。5月、6月は「明日葉ジェノベーゼのオーガニックパスタ」(¥900)を展開しています。

やさしい光と心地よい風が通り抜けていく一軒家ならではの開放感と、磨きこまれた空間に流れるよどみのない空気、ずっと読書していたくなるような静かな時間。『ロジカフェ』は、心を“無”にしてくれる、貴重な場所だと思います。

住所   東京都板橋区弥生町68の1
電話   03(3956)2254
営業時間 12時~22時(16時~18時
は閉店)、日曜のみ11時~20時(通し営業)
休み   月曜~木曜

http://www18.ocn.ne.jp/~rojicafe/

 
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2008-05-03 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

『ぴーまん』で野菜をおいしく、いっぱい食べる(新宿区)

Cafe080425_1

Cafe080426_2ちょっと忙しかったりするだけで、すぐ陥ってしまう“野菜不足”。意識はしていても、1日に必要な量だという350g(だいたい両手のひらいっぱいの量)を毎日継続的に食べるのは、けっこうむずかしい。最近、会社のある神保町から新宿まで歩いたり、散歩がてら新宿御苑へ遊びに行く機会が増えたことで、ぐんと足を運ぶ回数が増えたのが、東京メトロ丸の内線・新宿御苑駅すぐ近くにある生野菜ジュース専門店『ぴーまん』。おかげで、体調はすごく“いい感じ”です。

新宿御苑の顔といってもいほど老舗の、『ぴーまん』が開店したのは今から30年前。当時、「日本ヴォーグ社」の編集者だった行武喜美子さんが、“外食なのに、野菜がたくさん食べられる”という、自分の理想でもあったお店を実現させたのがここ。開店当時から、有機栽培の野菜や果物を全国の農家から取り寄せて、それらを上手に組み合わせながら、栄養たっぷりの野菜ジュース作りに力を注いできました。その結果、生まれたレシピも、今では100種以上に。

注文を受けてから滋味あふれる野菜や果物をカットし、ビタミンなどの栄養素を壊さない低速回転の巨大なジューサーにかけます。このとき、水分はもちろん、水あめやはちみつといった甘みや、着色料や防腐剤などの添加物を一切加えません。“100%生野菜ジュース”となると、「苦い?」「青臭い?」なんて思われそうですけど、そんなことはまったくなし。

例えば、アンチエイジング効果もあるといわれる5種の「カラージャンボジュース」(各¥900)。そのひとつ、疲労回復や便秘解消におすすめの「黄色ジャンボ」には、カボチャにレンコン、黄ピーマン、トマト、ヤーコン、パイナップルが。また、シミ改善や胃腸の調子を整えてくれるという「黄緑ジャンボ」には、ゴーヤにセロリ、緑ピーマン、キャベツ、ヤーコン、パイナップルが入っています。信じられないくらいの種類と量が入っているにもかかわらず、レモンやリンゴを加えることで自然の甘みが加味され、一気飲みしちゃうほど美味。メニュー表には、お悩み別におすすめのドリンクが表記してあるから、サプリメントのように気軽に選べます。
お腹がすいたな、というときのおすすめは、「野菜カレー」(¥1100)。ルーの中の具はもちろん、添えられたサラダにもしゃきしゃきの野菜がたっぷり。合鴨農法という有機栽培で育てた玄米に、麦を加えたご飯とよく合います。

『ぴーまん』でお腹いっぱい食べたとしても、極めて消化がよいから胃もたれはゼロ。次の日のお肌の調子は確実にいいし、ぽっこり出ていたお腹も気持ちもすっきり。

Cafe080426_3最後に豆知識をひとつ。行武さんによると、小じわにシミ、抜け毛に白髪……これらの老化現象は、体の酸化、つまりサビが原因で始まっていくのだとか。この“老け”を遅らせる最大の近道は、エステでもなく、ボトックス注射でもなく、日々の食事。1日500gの野菜と200gの果物を食べたほうがよいそうです。
10年後も20年後も、その先も、いきいきしていたいから、毎日とはいかないまでも、なるべく実践していきたいなぁと。そのために『ぴーまん』は欠かせない場所なんです。

住所   東京都新宿区新宿2の2の1 ビューシティ新宿御苑ビル1F
電話   03(3341)9472
営業時間 11時~20時30分(土日は12時~)
休み   木曜

 
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2008-04-26 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

 
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